ホットクックをお勧めしたい一人暮らし像

もともと三食自炊する、一汁三菜の和食を作ることが多い、一人暮らしのアラフォー女性がホットクックを使ってみました。

その結果見えてきた、ホットクックをお勧めしたい一人暮らし像についてお話しします。

 

 

ホットクックを買ったのは、わたしではなく彼(40代男性・一人暮らし・激務・バランスの良い食事を撮りたい・自炊は全くしない)です。

自炊は全くしないのですが、諸事情により炊飯器が必要になったため、それならば炊飯もできる自動調理器をとわたしが猛プッシュし、ホットクック(KN-HW16E-W)を購入するに至ったのです。

自炊をする一人暮らしが、自炊をしない一人暮らしの社会人と一緒にホットクックを使ってみて感じた、ホットクックに向いている人はこんな人です。

 

    1. バランスの良い温かいお家ご飯を、週2-3回は食べたい
    2. 食材を買う・切る・計量する・調理器具と食器を洗う、はできる
    3. 1と2は満たしているが、料理をする時間やスキル、または両方がない
    4. ホットクックを置く場所と食材を切る場所を確保できる
    5. (番外編) 炊飯器を購入するついでに他の機能も欲しい 

     

    1. バランスの良い温かいお家ご飯を、週2-3回は食べたい

      そもそも外食が大好きであったり、仕事の都合で外で食べざるをえなかったりして、お家でご飯をほとんど食べないひと。
      買ってきたお惣菜を楽しくおいしく毎日食べられるひと。
      揚げ物やラーメンや牛丼のように、ホットクックが得意でないジャンクな食べ物を愛するひと。
      そういうひとはホットクックに価値を見出さないと思います。
      煮物やカレーやシチューを頻繁にお家で食べたいひとには、ホットクックを心から推します。


    2. 食材を買う・切る・計量する・調理器具と食器を洗う、はできる

      ホットクックは自動調理器ですが、基本的には火を使う工程を引き受けてくれるだけです。
      つまり、それ以外の工程はホットクック以外がやらなければならないので、それすらできない/やりたくないひとにはお勧めできません。
      ただ、火を使う工程をまるっとお任せでき、食費を抑えておいしいモノを食べられることを考えたら、切って量って入れてボタンを押す作業や、その後の洗い物は許容範囲になるひとは多いはず。


    3. 1と2は満たしているが、料理をする時間やスキル、または両方がない

      お家ご飯を食べたいのに、料理に時間をかけられない/かけたくない、料理が苦手、というひとはホットクックに向いています。
      料理する時間とスキルがあるひとにホットクックは真価を発揮しません。お家にあるモノを使って作ればいいだけですから。
      ホットクックに数万円の追加設備投資をするよりも、その分良い調味料を買うほうがおいしいお家ご飯を食べられます。
      ホットクックで作ることで、自分で普通に作るよりおいしくなるメニューはもちろんありますが、あの金額と本体サイズを思うと、日常的に料理ができているひとにはお勧めはしないです。


    4. ホットクックを置く場所と食材を切る場所を確保できる

      1Lの小型からあるとはいえ、一般的な炊飯器1台分以上の設置場所と同時に食材を切る場所を確保するのが難しいお家もあるかと。
      ただ、一人暮らしでホットクックを買いたいようなひとは、日常的にコンロを使っていないひとが少なくないと思うので、その場合はコンロを潰す気持ちでレイアウトを考えれば収まるかもしれません。
      ホットクックは調理中に大きな音を立てたり、激しく蒸気を吹き出したりしないので、キッチン以外に設置することもできます。


    5. (番外編) 炊飯器を購入するついでに他の機能も欲しい

      今回の購入理由はまさにこれだったので、稀なケースかもしれませんが、番外編として載せておきます。
      ホットクックで十分に炊飯はできるので、炊飯器を購入する際に選択肢の一つに入れるのはいかがでしょうか。
      保温機能はありませんし、高級炊飯器のようにびっくりするほどおいしいお米が炊き上がるわけでもありませんが、普通に炊けますよ。
      どうせ同じくらいの場所を取るのなら、わたしは断然ホットクックを買います。


     

     

    以上、実際に使ってみて考えた、ホットクックを便利に使える人物像でした。

     

    ちなみに、実際にホットクックを買った彼は、食材の下ごしらえを絶対したくないタイプ。

    というわけで、わたしが下ごしらえまで済ませた食材を料理別に彼の冷蔵庫に入れておき、彼が食べたくなった時にホットクックに調味料と一緒に放り込んでボタンを押す、という形で運用しています。

    今まで全く自炊をしない/できない一人暮らしでしたが、お家で温かい野菜たっぷりのご飯を作って食べられる、と大変喜んでおります。